10月第二週の練習は、平日は第1部で演奏予定の楽曲の合奏をし、土曜日は第2部の合奏も行いました。

本格的に学校が始まり、部員も少し疲れている様子ですが、講義があるからこそ集まりが非常に良く、実のある練習が出来ているのではないかと思います。

1部で演奏予定の楽曲はどの曲もスケールの大きい曲となっているため、演奏者が少ない私たちは1人1人の力がとても大切になってくると考えています。たとえ人が少なくても、努力と工夫次第では、大人数の演奏を上回る迫力を出せるのではないでしょうか。ただ大きい音を求めるのではなく、私たちにできるスケールの大きい音楽を構築していきたいと思います。

少人数で衝撃を受けた演奏として、2021年全日本吹奏楽コンクール中学校の部で演奏された鹿児島市立武岡中学校さんの「巨人の方に乗って」（P.グレイアム）を少し紹介しようと思います。

この楽曲はもともと金管と打楽器からなるブラスバンドの為に作られた曲です。3楽章構成の協奏曲として書かれています。吹奏楽コンクールでも、人気のある一曲ですが、武岡中はこの難曲をたったの26人で演奏されました。YouTubeにダイジェスト版が上がっていますが、このわずかな時間でも曲の完成度の高さがうかがえます。

私たちも何かにつけて人数を言い訳にしがちですが、自分たちの力を信じて定期演奏会に向けて頑張っていきたいと思います。

（写真は10月23日に行われるロビーコンサートに向けての練習の様子）

三角チョコパイの季節　3回生ピロ

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